"If I had six hours to chop down a tree, I'd spend the first four hours sharpening the axe."
エイブラハム・リンカーン
相棒のヨキ(名はまだない)が傷だらけである!
最初のうちは力加減も狙いもメチャクチャだったから、
多いっきり地面に叩きつけてしまっていた……
そのせいで、刃がボロボロに欠けているのだ。
新品だから、ぱっと見はまだキレイなんだけど
道具本来の実用性が劣化してしまっては元も子もない。
というわけで、砥石で斧研ぎですよ。
砥石で研ぐなんて、多分半年前に鎌を研いだ以来。
斧を置いて、砥石でゴリゴリ。ゴーリゴリ。
ヨキは両刃なので、裏表を均等に研ぐよう意識しながら進める。
中砥石で欠けが見えなくなるまでひたすらゴリゴリ。
欠けが見えなくなるまでおおよそ30分。指で触って確認。
まだ刃先がざらついているので、さらに研ぐこと15分。
ちょっと刃がついてきたところで仕上げ砥石に移行。
刃が綺麗になるようにこすって磨いて、ついに完成。
指で触ってみると、実にいいかんじの感触♪
閑話。
刃先を撫でていると、スキーのエッヂを触っている感覚を思い出すなぁ。
エッヂ角87度、ビベル角0.5度にしたときは触るだけでゾクゾクしたものです(遠い目
私は深雪よりも、アイスバーンみたいなところを滑るのが楽しいのです。
コケたらすんげぇ痛いんだけどね。
閑話休題。
さて、研いだあとはもちろん試し切りをしないといけません。
早速軽トラで山へ。キャンピングパークへ搬入する分の薪を小割りにしていきます。
以前に比べて力を入れずとも割れていく……。前は完敗していた節の部分も両断。
切れ味は確実に向上したと思います。こいつぁいいぜ!(`・ω・)
これからはちょくちょく刃先を確認して、こまめに手入れしていこう。
しかしリンカーンさん、4時間研がなきゃいけない斧ってどんな状態ですか……。